夜須「おおぉ!ここが伊賀の里かぁ〜しかし霧でな〜んも見えんな。もしや霧隠れの術か!」
準丸「ただの霧やろ」
夜須「イヤでもここは伊賀だよ!絶対忍術やって!!」
準丸「んなわけないやろ!とっとと温泉行くよ・・・」
夜須「もしかしてあれが温泉?」
準丸「どれ?」
夜須「あれ!あの龍が乗ってるやつ!」
バンババンバ〜ん!
準丸「違うやろ!あんな温泉あるかっ!」
夜須「でもさっきコンビニのおっちゃんが言よったやん。すぐそこに龍があるとこって」
準丸「だ・・・だよなぁ〜」
ということで近くにいってみると
夜須「おおぉ!龍だ龍!ドラゴンやで〜かっこいいぃ〜」
準丸「・・・そ、そうかな(^^;」
夜須「だって龍やで!目が赤く光っとるし、めっちゃ強いやん。ドラクエのラスボスやったしな!」
準丸「でも温泉とは関係ないと思うけど・・・どうする?行く?」
夜須「なんかワクワクするなぁ〜」
準丸「ぜんぜん話聞いてないし・・・」
・・・そして温泉へ
夜須「すっげぇ〜ライオンの口からお湯がでよるでぇ〜!昇竜温泉だって!」
準丸「うおおぉ!昇竜拳〜!→↓\・○」
夜須「あっ!露天風呂もある、行ってみよっと」
準丸「無視かぁい!でも外に龍で、中はライオン・・・なぜ?」
夜須「おおぉ!こんどは花カゴをもったお姉さんの像が!石灯篭と布袋さんもある!」
準丸「どんな繋がりだ?」
夜須「こっちには亀の口からお湯がでてる!しかも口が削れて怪獣みたい!ガメラだガメラ!」
準丸「なんでやねん!子供が見たら怖くて泣くな、わけわからんなぁ〜しかしいい湯だなぁ〜」
夜須「しかしすっごい霧やなぁ〜絶対忍術やって!」
準丸「まだ言ってるよ・・・だから違うって」
夜須「あれ?こっちはプールがあるぞ!」
準丸「そんなもんあるわけが・・・た、確かにあるねぇ〜」
夜須「すげープールの中にウンテイがあるぞ!さすが忍者!こんなとこでも修行するんや!」
準丸「だからどこに忍者がいるの!」
その時!、長い白髪を後ろで束ねた眼光鋭い人が入ってきた・・・
夜須「あっ!忍者だ!」
準丸「しっ!聞こえるやろ!だから違うって!」
夜須「い〜や絶対忍者やって!この状況なら忍者以外ありえないって。」
準丸「どういう状況だよ!習字の先生かもしれんやろ。」
夜須「それは仮の姿やって。絶対本職は忍者なんよ、んで任務が終わったから温泉きたんよ。」
準丸「なんだよ仮の姿って?だいたいなんで忍者が温泉くるのっ!」
夜須「霧隠れの術でバレナイようにしてるからなぁ〜絶対忍者だって!!」
準丸「だからあの人に聞こえるから・・」
夜須「そうやな。忍者ってことを見破ったら俺ら消されるかもしれん。」
準丸「・・・・・・・け、消されるって・・・・・・もう帰るで!」
夜須「えぇ〜水遁の術とかするかもしれんやん!」
準丸「絶対ないから・・・・」
こうして伊賀の夜が過ぎていくのであった
翌朝・・・
夜須「あれ〜まだ霧隠れの術やってるよ」
準丸「ま〜だ言ってるよこの男は!」
ヒュッ!!
夜須「うっ!!・・・・・・」コテッ・・・
準丸「どうした?」
ヒュン!!
準丸「うおっ!・・・・・・」コテッ・・・・・
恐るべし!霧隠れの術!
なんてな・・・(^^;
伊賀の里 露天温泉道中記
恐怖!霧隠れの術の巻!
※この物語はフィクションでござる!実在の人物・団体とは関係ないでござるよ!!
人物紹介!
★夜須・・・・性格はのんびり屋?
いつも変なことして準丸に怒られてる( ̄▽ ̄;)!
一見深く考えてるようで、実は何も考えてない。思いつきで行動してる・・・
得意技:忍法瞬眠の術(一瞬にして寝るzzz無害!)
☆準丸・・・・性格はしっかり者?
暴走する?夜須を止める役回り、でも本人の方が暴走特急であることに気づいてない・・・
しゃべりだしたら止まらない、というか黙ってる時がない。気づいたらいつも夜中に・・・
得意技:忍法爆裂トークの術(!)